追っかけノウハウ

費用面から応援のスタンスを見直してみよう。

お久しぶりです。マイクロトフです!

若手俳優さん、声優さんの応援をしていると、私たちの日程お構いなしに、舞台やイベントのスケジュールがどんどん発表されていきます。

もちろん行きたい。推しに会いたいから!

の、気持ちでイベントに申し込み、当選して喜びますが…支払いやばい!ってなることありませんか?

ぶっちゃけ、参加できるなら全部のイベントに参加したいし、舞台も全通したい。これが本音です。

ですが、それが出来るのはほんの一握りの方たちで。

行ける行けない、当落含め、金銭的事情で同じファンの人たちを羨ましくも悔しい気持ちになり、心がぐっちゃぐちゃになることありませんか?

今回は「追っかけする上での応援スタンス」について、考えて、一緒に見直してみませんか?

目次

応援する上での2つの壁

数あるイベント、コンサート、ライブ、舞台…。

単発のものもあれば、複数回だったり、舞台などの長期間のものもあります。

「全部参加したい!行きたい!」というのは、追っかけと自覚されている人みんな同じことを思っています。

ですが、そこには「当選」と「お金」の2つの壁があります。

生々しい話ですが、今回は「お金」の部分に焦点を当てたいと思います。

追っかけのお金事情

追っかけというより、なんか生活術のような見出しですが、コレ、とても大切ばことです。

ぶっちゃけ、お金がないと追っかけなんて出来ません。

追っかけしていなければ、今どれくらい貯金できたのだろう~~~と考えてしまいます…。

ですが、推し事なので、追っかけます。応援します。

そのためには、自分の月の支出を把握しておく必要があります。

どれくらい推しにお金が使えるか、または使い金額のために、費用を抑えなくちゃいけないのか等、理解しておかないと、いざというときに「お金がなくて行けない!」なんて悲惨なことになります。

月の収入から必要最低限の支出を把握しよう

要するに月々のお給料やバイト、お小遣いと、毎月手元に入る金額が「収入」になります。

手当てや残業代で前後するとは思いますが、毎月確実に入る金額を「収入」とします。

「支出」は、出ていくお金(支払い)になりますが、一人暮らしか実家暮らしか等で金額や必要経費は異なります。

どちらにせよ、絶対的に出ていくお金(携帯代や光熱費や家賃、お家に入れるお金等)があると思いますので、毎月絶対にかかるお金を把握します。

私は一人暮らしなので、月の決まった支出は以下の通りになります。

  1. 家賃
  2. 光熱費
  3. 保険や携帯代の契約もの
  4. 最低限の貯金

上記の4項目が、私が毎月必ず必要とする支出項目になります。

1の「家賃」に関しては、固定額なのでわかりやすいですが、2~4は流動的な金額になります。

流動的な金額の場合は、その中でだいたいの金額を設定しておきます。

この4つにクレジットで買ったお買い物やチケット代が乗っかってくるわけですが、まずは「絶対的な支出」を把握しておきましょう。

この4つが、私の絶対的な支出=絶対に確保しておかないといけないお金になります。

因みに、「最低限の貯金」ですが、自動的に口座から貯金口座へ移動されるので、強制的に貯金するようにしてます。

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自由に使えるお金の把握

収入(お給料)-絶対的な支出=使えるお金

これでやっと「使えるお金」が自分で明確にわかったかと思います。

「使えるお金」は普段の交際費や食費も含まれる上に、チケット代の支払いも含まれます。

ですが、この毎月の「使えるお金」だけで、取りまくったチケットやCD・DVD・写真集やアニメグッズなどの支払いが間に合うわけがありません。

そんな悩みがない高給取りの方は、回れ右でOKです。

追っかけ重視に生活している場合、この「使えるお金」をフルッフルに使ってしまうと危険なのです。

いざという時のための「追っかけ貯金」は必須。

「追っかけ貯金」と言っていますが、「貯金」です。ただの貯金です。

毎月の「使えるお金」では足りない場合、やっぱり貯金を使うしかないんですよね。

これは、追っかけや推し事関係なく、日本で生活する上では貯金なくして生活できないというか…

ゆりかごから墓場まで面倒見てくれるお国ではないのでね。残念です。

貯金は額は大小あるとは思いますが、チケット代で考えるのであれば、しておくべきです。

特に、若手俳優さんや2.5次元俳優さんを応援している場合は、舞台が多いのでチケットを取った場合に、一気に支払い請求がきます。

一括請求に耐えられるようにする必要があるのです…!

ただ、貯金をしていても「何のための貯金か」とか、すべての貯金を推しに使えない…という現実的な問題も発生します。(老後とかめっちゃ心配じゃないですか)

貯金のうち、どれくらいを推しである俳優・声優、グッズに使っていいか、自分の目安を作ってきましょう。

そうしておくと、ブレーキがある程度利きますよ。

私の場合ですが、「使っていもいい貯金」と「絶対手が出せない貯金」に分けて管理しています。

推しに使うお金は、「使っていもいい貯金」から使っています。

追っかけにかかる費用って?

「追っかけ」にかかる必要って、チケット代から遠征費まで、わりと幅広いんです。

基本的にイベントは東京近郊が多いので、ご自身の住んでいるところでかかる費用が変わりますよね。

もちろん、東京に住んでいても、地方公演に行くかどうかにもなります。

基準ですが、私の場合はこんな感じです。(推しが参加するイベント前提)

1日のみの単発イベント

絶対行く。何が何でも行く。

基本自分で申し込みつつも、友人など協力してもらえる人には協力をお願いする。

チケットダブっても気にしない!

ダブったら、ダブった中で一番良い席(整理番号)を手にするために、当選分は全て支払う。

お金事情としては、ダブって当選した場合のチケット代金がものすごいコトになる可能性がある。

あと、お友達分で頼んだものは、お友達に迷惑かかっちゃうので、全部振り込む。

なぜかというと、単発イベントの場合、それほど痛手になることもない。

チケット代が7000円前後の場合、3万円くらい確保していればなんとかなる。

一か所(東京近郊)で連日の場合

公演期間にもよりますが、私の場合は「初日」「楽日」はマストで、プラス「中日」って感じで申し込みます。

舞台では、初日から楽日の演技の差を見るのが、本当に楽しいので、これで行けると理想なのですがね~~~。

今回のような東京近郊でのロングラン公演の場合、交通費もそこまで高いわけでもないので、初日と楽日は友人に協力要請を頼みます。

舞台などの長期間公演で危ないのが、中日が平日の場合です。

平日のお昼公演などは、お友達にチケット協力要請をすると、ダブってしまうことがあります。

ダブってしまった場合は、譲り手も見つからず、損してしまうことが高いので、気を付けてください。(今は某チケット売買サイトもありませんから…)

下手したら一回の支払いに10万円くらい必要とする場合があるので、お気を付けください!

ツアー系の地方公演の場合

アイドルや歌手の場合、ドームツアーとかありますし、舞台でも全国とは行かなくても地方公演が開催されることもあります。

まず、自分は地方公演へ「行く」か「行かない」かを決める必要があります。

そうです。

チケット申し込みの時点で自分の追っかけスタンスを決めておく必要があります。

「行く」と決めた場合は、「どこまで行くか」が鍵で、更に「何回行くか」を考えます。

地方公演はどこまで行くかを決める基準

地方公演で「どこまで行くか」ですが、自分の居住地を拠点として、どこまでなら遠征可とするか、って話です。

私の場合は、基本「本島以内なら基本行く(申し込む)」って感じです。

超ざっくりですが、ざっくりで構いません。自分ルールを設定しておくことが大切なので。

私は東京在住になるので、大阪、名古屋辺りは比較的悩まずに「行く」という選択をしますが、九州や東北の場合は、オフシーズンなら行く、と一段階落とし込んだルール設定を設けています。

理由はもちろん、世間一般の観光シーズンとぶつかってしまって旅費が高くなるからです。その場合はお財布と相談です。

逆にオフシーズンであれば、本島から出来ます。(沖縄、北海道、海外)

基本、本島内遠征になりますが、遠征費は1泊3万円以内で行けるように頑張ります。

この旅費は、交通(新幹線or飛行機orバス)のどれで行くか、宿のレベルなどで調節可能です。

最近は年のせいもあり、時間をお金で買う感じになってきていますが、公演によっては会社を休んで行かなくてはいけないパターンもあるので、会社を休むのを最小限に抑えるためには、時間をお金で買う必要もあります。

時間に余裕があれば、交通を鈍行電車とか長距離バスに変更すれば多少安くは済みます。

どこの公演まで行くかというスタンスを設定できたら、あとはチケット申し込みの計算するだけですね。

チケット申し込みは前述通り、友人に協力してもらうパターンで、当選すればやっぱり10万円くらい容赦なく出ていきます。

ですが、遠征の場合、旅費は公演当日またはちょっと前くらいに支払いなので、チケット支払い段階では入れてなくてもOKかと。

ただ、トータルとして1泊どっかに宿泊計算なら、諸々込みでトータル13万円~15万円くらいは必要となりますねー。(チケットが大量に取れた場合です)

逆に、オフシーズンの場合で本島以外である場合は、観光も兼ねて行ってきます。

その場合は、応募が集中しそうな名古屋・大阪などの場所は見送る…という方法を取ります。

遠征については、自分のスケジュールや会社(学校)をどれくらい休めるか、にもよりますので、「休む基準」を自分で作っておくのも一つの手段です。

どうでもいい情報ですが、私の一番遠い遠征はパリです。(笑)



まとめ:自分の追っかけ応援スタンスを見極めよう

私の例でしたが、上記のように「どこまで推しを追いかけるか」は、なんとなくでいいので、予め決めておいた方があとでブレなくて良いと思います。

ブレもですが、自分の精神衛生上必要です。(他人と比べる必要がなくなる)

決め方は、ご自身が納得できるやり方と、やはり支払いができる金額以内、というのを知っておくことですね。

「地方公演は行かない!」と決めても、絶対行かないのではなく、「推しの出身地だったら行く」とか、「原作の舞台(思い入れが強い)ところは行く」とか、例外を決めるのでも良いと思います。

もしくは、「ツアーの初日&楽は絶対どこでも行く」などで、自分の拠点を見送る…というのでもいいと思います。

もちろん、強者は「全通でしょ!」という方もおられます。

羨ましいと思ったり、妬み嫉みの感情が沸いてしまいがちですが、それは「あなたの感情」であって、あなたの推しは何とも思っていない、ということです。

「全通だよ!」とか自慢されると、数回しか行けていない自分がダメなんじゃないか、ファンとして失格なのではないか…とか思ってしまいがちですが、そんなことありません。

そもそも、複数日、いろんな箇所で公演をやってくれる意味をちゃんと考えてください。

遠征できない人のために、推しが会いに来てくれてるのです。

別に全通自慢してほしくてロングラン&地方公演とかでもないのです。

推し含めキャストも「大勢の人に見ていただきたい」という気持ちなんです。

推しが、どう思うかは本人しか知らないので何とも思えませんが、ファン同士の自慢行為には全く意味がないことを理解しておきましょう。

すべてのイベントに参加しなくても推しを応援できるということを理解すれば、おのずと自分の適切な「応援スタイル」が見つかり、それがご自身の「追っかけ応援スタンス」になります。

無理しないで追っかけするのが、長く楽しく推しを追いかけられる秘訣です。

楽しくないと、全く意味ないですし、辛くなるだけです。

周りに影響されずに、ご自身の追っかけ応援スタンスを見つめ直してみてください!

 

それでは、また!(*´ω`*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Let’s enjoy 追っかけ LIFE!

POSTED COMMENT

  1. えりく より:

    リニューアルおめでとうございます!
    今回の記事、今の私にドンピシャでした。最近新しい推しグループを見つけ、色々モヤモヤして居たところです…
    私は地方在住なので常に遠征となるため資金繰りと家族の協力の元、イベント参加することが出来ます。
    やはり身内から「楽しかった!」と参加報告を受けると、行けない悔しさで落ち込んだりしてしまいます。
    でもマイクロトフさんの言う通り自分なりのスタンスで無理せず楽しくが大切ですね!

    • Miklotov より:

      >えりくさま
      こんにちわ~~~!!お久しぶりです、ありがとうございます。
      こうしてまたお越しいただけて本当にうれしいです~!

      追っかけスタンス、追っかけしてたら1度はぶち当たる壁だと思うんですよね。私がそうでしたから(笑)

      地方在住の場合、必ずしも来てくれるわけではないので、主に東京に遠征する必要が出てしまいますよねえ~~~
      行けない悔しさをなくすのは難しいですし、でも行けないし~~~ってなると、グルグルと悩んでしまうんですよね…

      無視しちゃうと追っかけるのが辛くなっちゃうので、えりくさんなりのスタンス見つけて楽しんで下さい(^^♪

      コメントありがとうございました!

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