ハンドメイド作品を売れるサイトも最近は多くなってきています。
代表的なのでは「minne」というハンドメイドのオンラインショップです。
昔まで、ハンドメイド作品を売るとなると、雑貨屋さんなどで委託で置いてもらったり、レンタルボックスなどのリアル店舗での販売が主だったと思います。
公園などでやっているフリーマーケットについては、あくまで中古品の販売を目的としていたので、主催によってはハンドメイド作品の販売はNGだったりすることも多かったりします。
ショップ委託では、大体6:4(自分:店舗)の割合になります。つまり、1000円の商品が売れても、400円は委託先に支払うことになります。また、場所によっては「委託料」というのがかかる場合があります。
ハンドメイドOKなリアル販売のフリーマーケットでも、場所代が少なくとも1000円~というのが多いと思います。(私がよく参加していたフリーマーケットは3000円でした)
売る前に、経費が掛かりすぎるんですよね。
その点、今はWEB上の仮想ショップで気軽にハンドメイド作品を販売する事が出来ます。
minneは、登録・販売は無料で行えて、商品が売れた場合、販売手数料として販売価格の10%(税抜)が発生します。
前の記事でも書いたフリマアプリと変わりません。
ただ、料金設定は難しいところです。
minneのサイトを見ているとわかるのですが、素人の趣味程度のものから、プロの方の作品まで売っています。
趣味程度で作っている方は、ほぼ材料費+@の金額で売っているのではないかと思います。
また、ハンドメイドと一口で言っても、大量生産できるものや、生産までに時間が費やすものがあります。
クオリティが高い商品は売れるとは思うのですが、その背景まで買い手の方は汲み取ってくれません。
例えば、パソコン上で書いた絵を、プラ板に印刷して電子レンジでチンしてブローチを作ったとします。
作品となる要の絵に時間がかかる方もいるし、ささ~と書き上げてしまう方もいます。
でも、時間がかかった方の商品を安い価格設定にしても、売れるのは時間がかかっていない商品だったりします。
プラ板で何かを作るというのは、比較的誰でも手を出しやすいハンドメイドになるので、デザインが重要なのは、よくわかります。が、いくら自分がそれに時間を割いたとしても、時間に見合った金額を設定するのはなかなか難しいものです。
私は、素人ながら編み物系で作品を作ったりしています。
編み物は、機械を使っていないので、一個一個手編みになります。それで、レース編みのピアスを作ったとします。
時間が余ったので、プラ板でもピアスを作ったとします。
この時点で、材料費はレース糸の方が高いので、レース編みピアスを高くしたくなります。
また、人件費という面でも、レース編みの方がコストがかかります。
だけれど、minne内を見てみると、ピアスの平均設定価格は800円前後になります。
どちらも800円で・・・という価格設定にしてしまうと、なんだか自分の中でモヤモヤしてしまいます。
プラ板はそこまで高くは出来ないし、レース編みはそれ以上高くも出来ないし。
なので、プラ板ピアスは400円、レース編みピアスは800円くらいで売ると思います。
実際のコストを考えると、儲かるハンドメイドと、儲からないハンドメイドが実際に存在します。
また、ほとんどの方が作品が出来上がっている状態で売りに出すので、在庫を抱えることになります。
受注生産すればいいのかもしれませんが、仕事と二足のわらじ状態だと、納期を守れる自信がないため、私はやっていません。
そもそも、minneのピックアップなどは、スタッフさんたちが実際に写真を見て、上げているというわりとローカルな手法のようです。
まずは、人目に付くように、SNSで拡散するなどがいいのかもしれないな~と思います。
オンライン系ショップが手軽に持てるようになって、便利になったけれど、数ある中から見つけてもらうための手法も色々検討しなくちゃいけなくなるので、ただ商品を用意して売る、だけでは難しい世の中になってきたな…と思いますね。
今まで紹介してきたサービスは、簡単にスマホ等からできるメリットがある分、アクセス解析が出来ないので、どこに需要があって、どこから来てくれているのか~など調べるには中々難しいな、と思いました。
本格的にやるなら、独自ドメイン取って、ワードプレスとか利用すればいいんだけどねぇ。
そもそも、この私のブログもまだ始めたばかりで、閲覧者皆無な状態です。
すっかり忘れていたプロフィールも本日設置しました。
各方面にバレないようにコソコソやっているので、大っぴらな素性や事情が書けなくても申し訳ないです。
いつか!
そんな更新ホヤホヤのマイクロトフのプロフィールはコチラになります。
良かったらご覧くださいな。