ゼロシコV7おめでとう~~~~!!!
安室さんは凄いね…って感じで、マイクロトフもがっつりまだまだ安室の女やってます。
何人か未執行を執行に連行したりね。フフフ
他の記事とか書いてたりしてたんだけど、小説のゼロの執行人読んだので、先にこっちの記事を!
というわけで、小学館ジュニア文庫から発売されている「名探偵コナン ゼロの執行人」を読みましたので、感想を。
(2024/12/07 05:39:12時点 楽天市場調べ-詳細)
映画のノベライズになるのですが、児童書として発売されています。
映画が2018年4月13日(金)公開だったのに対し、小説は2018/4/11(水)発売でした。
小説のが、映画よりも先に発売されていたのですね。
そして、映画も公開してから一か月半が経ち…今更ですが、小説も出ていることを知り、読んでみたのですよね。
これが、侮るなかれ!!!
ノベライズの小説ページにも記載されているように「安室ファン必見」でした!!!
児童書ということもあるので、「小説」というよりは「シナリオ本」という感じです。
映画のセリフがちゃんと文字で起こされているので、音声のみでは聞き取りずらかったところの確認が行えます。
漢字で知るのと知らないのとでは、意味が通じる通じないに関わりますからね。
私自身、何回か見た中でも、セリフが正確に聞き取れない箇所もあったりして、文字列として読むことで理解度が深まりました。
特に「裏の理事官」というセリフ、初見の時は「浦野リジカン?」でしたから(笑)※誤字ではありませんw
あとは「警察」と言っているのか「検察」と言っているのか…というところとか。
目次
補完すべきおすすめポイント
映画を補完できるというというのは、何も文字に起こしたものを正確に理解する、というわけではありません。
状況、場所の詳細な説明や、
ま~さ~か~の!
映画ではカットされたっぽいセリフが書かれているんですよね!!!
これが、カットされたものなのか、小説にするにあたり必要として書き加えられた文章なのか、どっちなのか不明ですが、ただ、行動やセリフが追加されていることは事実です。
個人的に「補完補完~~~!!!」と興奮した、おすすめのノベライズシーンをご紹介したいと思います。
1.あむあずコ〇トコシーンに追加のセリフ
「安室さん」として、某大型スーパーでカートを押しながら「梓さんはいいお嫁さんになりそうですね」の例のシーンです。
安室さんが小麦粉の棚に移動し、風見さんと接触するシーンですが、映画では風見さんとの会話を切り上げ、安室さんと風見さんが逆方向へ歩いて場面切り替え…だと思うのですが、小説では風見さんと逆方向へ歩いた先の、「安室さんと梓さん」の会話が書かれています。
映画では、カートを押している安室さんに対して「安室さ~ん」という梓さんの声が聞こえるのかと思いますが、そこの会話です。
安室さんの安室さんとしての優秀さと梓さんのポンコツさが垣間見え、微笑ましいシーンです。
降谷さんから安室さんに切り替わった瞬間が小説では覗けます。
2.日本橋シーンが事細かに
降谷さんが風見さんと密談する雨の日本橋シーンです。
すでに映像見れば「日本橋」というのは丸わかりなのですが、日本橋に実際行ったことない方や、知ってても詳細な風景が分からない場合でも、わかりやすく書かれて萌えました。
日本橋の橋には、水上バスの船着き場が実際にあるんですね。
で、日本橋の端から船着き場まで階段になっているんですけど、その船着き場から日本橋中心の麒麟像まで移動する動作が細かく記載されているんです。
最初に降谷さんがいたのは、船着き場だったり、風見さんが傘を指していたのが階段のたもとであった・・・とか。
聖地巡礼できたら、ごっこ遊びができます!!!
ゼロシコ日本橋シーンのガイドブックです!
3.犯人を捕まえるシーンの詳細場所が判明
これも、土地勘ないとちょっと映画だけではわからないと思うのですが、どこからどうやって移動して、どこの場所であの行動が起きたのか!というのが、小説内で明確になりました。
その中の一つで、降谷さんとコナン君が犯人を見つけ出すシーンから、犯人を縛り上げたシーンなどの場所、ルートが判明!
ということで、GoogleMapの航空写真を利用して、ルートをまとめてみました。
それがこちらです!!!
雑でごめんね。素敵なペイントソフトとか持ってなくて…
「赤レンガの建物が見える」といった記載があったので、ココか!と。
ついでに、降谷さんが車の上を走った場所も、ここだね~~~みたいな。
映画の中では直接言ってなかったけど、まぁ犯人がそうだから、わかるでしょ?
ということですが、明確に「検察庁」目指して走って行ったことがわかります。そして、警視庁へ向かったのだとね。
それと、後半の降谷さん悪魔のようなドライビングテクニックを披露したモノレールの上を車で走るシーンですが、このモノレールも明確に「ゆりかもめ」と記載されていました。(笑)おもしろい。
また妄想が広がりますよね~~~~!
4.表情の理由がちゃんとわかる
これまた映像ですから、どんな心理描写でその表情なのか、読み取り能力が低い私としては大変ありがたいです…
キャラクターの心情を考察されている場合は、どういった気持ちでその表情なのか「当たり前でしょ!」とわかるのかもしれませんが、目の前の現れたそのままの通りにしか受け取れない場合、「うーん、この時はどういった気持ちだったのかな?どっちの気持ちなんだろう」と思うこともありました。
複雑な表情だと、余計に読み取れなかったりしたんですけど、そこは小説、ちゃんと書かれていました。すっきり~~~
例えば、人気の高いこちらの表情。
「狂気的な表情最高~!」と騒いでいましたが、私は大して降谷さんの心理状態を考えていませんでした。
「狂気」を調べると「常軌を逸脱した精神状態」ということらしいですが、確かに常軌を逸した行動でしたけど、そんな精神状態ではなかったですよね、降谷さん。
小説では「覚悟を決めた」と書かれていました。
なるほど!
あれは覚悟を決めた降谷さんの表情だったのか!!!
といった、補完が行えます。
5.映画特有さと小説特有さが明確に
映画特有の表現で、文字で起こすのが難しい場合どうするのかな~と思ったら「書かない」という選択でした。
黒田管理官の「ぬかるなよ…」のあとの口パクのシーンですが、口パクで何かを言ったという表記はありませんでした。
「ぬかるなよ」で終わり。
これは、映画だからこそのシーンなので、小説では難しかったのですかね。
文字にしたら大変ですからね…
因みに、台本には文字で書かれていたそうですよ。そのあたりについては、こちらの記事で書いています。
逆に、映画の中では背景的な感じでサラ~~~っと表示された箇所が文字に起こされていることで、より強調された表現になっていたり。
その一つが、犯人が不正アクセスして書き換えたパスコードの文字列です。
映画の中でも一瞬映るのですが、1回見た限りではちょっとわからないと思うのですよね。
複数回見たことによって、その文字列に衝撃を受けたのですが、改めて小説の中で文字列として見ると…
インパクト大なパスコードだなぁ!!!
となります。
むしろ、ダイレクトすぎて、犯人の愛情が苦しいほどです。
小説読んでて、ちょっと笑ってしまいました。
その他にも後半の車をハンドル&ギアのエロい降谷さんのシーンが文字で起こされているし、何よりエンディングの映像ですが、セリフがないのですが小説の中ではセリフ付きで書かれているのです~~~~~!!!!
ね?読みたくなったでしょ?
まとめ
凄いよ。
児童書と侮るなかれ!!!
映画で安室さんにハマった人や、映画をもう一回り楽しみたい人には、このノベライズ「名探偵コナン ゼロの執行人」を読むことを非常におすすめします。
後半のアクションシーンは、音と映像の迫力もあり、映画の方が厚みがありますが、それまでの詳細は小説を読むと補完できます。
読んでいると、映画の映像が頭の中で再生されますし、セリフも各キャラの声で再生されます。
すっごい楽しい…!!!
何より、児童書ということもあり数時間であっという間に読めてしまうお手軽さ。
活字が弱い人も問題なく読めます。
電子書籍でも配信されていますので、今すぐ読みたい!という方は、こちらから購入することができます。
(2024/12/07 05:39:12時点 楽天市場調べ-詳細)
紙書籍でももちろん売ってますよ~~
書店で購入される場合は、コミックやアニメ雑誌ではなく、「児童書」に陳列されているので、児童書コーナーを探した方が早いと思います。
すっごく、映画の補完書籍として優秀でしたので、今更でしたが紹介させていただきました!!
是非、読んで安室さんを100億の男に近づけましょう!(‘◇’)ゞ
それでは、また!(*´ω`*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。